このような悩みをもってはいませんか?
この記事で紹介する「フリーコンサルの始め方【おすすめ案件サイトの紹介】」を読んでいただえければ、フリーコンサルタントとして活動をスタートさせることができます。
私の同期のコンサルタントはフリーコンサルタントとしてここで紹介するような形で年収3,000万円ほど獲得していますが、始まりはこの記事で書いてあることを理解していくことから始まりました。
この記事では、フリーコンサルタントを理解し手いただくところから、案件獲得におすすめのサイトも紹介いたします。
記事を読み終えていただければ、フリーコンサルタントとしての第一歩を踏み出すことができるはずです。
本記事の内容(目次参照)
1.フリーコンサルタントとは?
最近、耳にすることが多くな立ったフリーコンサルタントという職業ですが、どのような職業なのでしょうか。
当たり前ですが、フリーと名乗っているので組織に属していません。つまり自分で案件を獲得し、問題を特定し、アプローチを考え、成果物を作成し、価値を出していく職業です。
コンサルティングファームに属するコンサルタントとは異なり、仕事の報酬・働く場所も自分で決めることができます。
実際にフリーコンサルタントがどういう職業なのかもう少し詳細を見ていきましょう。
フリーコンサルタントは専門知識・問題解決力で起業へ個人でコンサルを行う職業
フリーコンサルタントは、企業の問題に対して、専門的な知識と問題解決力を駆使し、課題を解決する仕事です。
特別な資格が必要ではないですが、当然様々なスキルが求められる職業です。例えば、第3者の視点からあるべき姿を提示できること、社外の有識者から情報を集め、顧客に対して示唆を提示することです。通常、コンサルティングファームではチームとして役割分担をして行っている業務も全く同じです。
一方で、フリーのコンサルタントは、こうした情報収集・分析・課題の特定・打ち手の検討を一人で行う必要があります。しかし、クライアント企業と分担したり、他のフリーランスの方と一緒のPJに参加することもあるので、最初から不必要に心配する必要はありません。(案件獲得時にご自身に合う案件を獲得すれば問題ありません)
フリーコンサルタントは高いマインドセットが必要
専門知識、問題解決を行うためにはビジネスに関して幅広い知見が必要です。時には新規事業について考え、また別の案件ではサプライチェーンや、組織・人事について検討することもあります。
このように幅広い知識が求められるのがコンサルタントです。サプライチェーンの案件をやっていたとしても、当然その実行を検討した場合には、どういう組織体制が良いのか、等議論が多岐にわたることがあります。
しかし、フリーコンサルタントには幅広い知見を今すでに持っていることよりも、分からないことでもキャッチアップし貪欲に知識を身に着けていくマインドセットが必要です。
常に新しい事例や情報を仕入れお客さんに対しても新しい情報を提供することや、自分自身の知識の幅を広げていくこと姿勢を持つ方のほうがフリーコンサルタントに向いています。
事業会社出身でも専門性が高ければフリーコンサルタントとして活躍できる
とはいえフリーコンサルタントには幅広い知識はほどほどですが、圧倒的な専門的な知識で活躍する方もいます。例えば、会計にすごく詳しい、サプライチェーンに詳しい、在庫管理に詳しい等です。
こうした一部に特化した専門性を持っている方は、その道何十年と特定領域に関わってきた型が多いです。その業界の特性や、問題への知見の深さ・現場の理解を含めてコンサルティングができることを強みとして、フリーコンサルタントとして活躍されています。
参考 >>コンサルタントの仕事とは?【転職・就職を考えたらまず読む記事】
2.フリーコンサルタントとして働いている人は?
コンサルティングファーム出身者
フリーコンサルとして働く方で一番ハードルが低いのは、いまコンサルティングファームで働かれている方です。例えば、McKinsey、BCG、Bain&Companyなどが代表的です。
コンサルティングファームに所属し、データ分析や市場調査、資料作成、顧客との会議等、フリーコンサルとして必要なあらゆるスキルを既にもっているため、フリーコンサルタントとしてはすぐに働ける状態です。
コンサルティングファームである程度実績を作り、フリーのコンサルタントとして収入アップと自由な働き方を手にしている方が多いです。戦略ファームで働かれていた方は労働時間が半分になり、年収が倍になっている方もいます。
起業を志す方 / 起業の初期フェーズの起業家
次にフリーコンサルタントとして多い方は、起業を目指している、あるいはすでに起業しているが事業が不安定な状態の方もフリーコンサルタントとして活躍されています。
独立される場合、独立している事業領域や前職の経験を活用して、事業が安定化するまでのつなぎとして稼働率50%などで、月100万円を確保しながら事業をされている方も多いです。
IT/システム系ナレッジを持つ人は活躍しやすい傾向
最後に、ITシステム系のナレッジを持つ方も多く活躍されています。
今の時代は、どの企業もテクノロジーの専門性が高い人材が不足しています。プログラマーはもちろんですが、システム回り全体のプロジェクトの設計やPMOができる人材も不足しています。
今、テクノロジーカンパニーで働かれている方などはフリーのコンサルタントとしても十分案件が獲得できますし、今の年収も何倍も増やせる環境にあります。
コンサルスキルが不安な方 >> ビジネススキル講座
3.フリーコンサルタントの収入は?
フリーコンサルタントとして働くことを考えている方は当然年収アップを期待する方も多いと思いますので、年収にも触れていきたいと思います。
月収の目安は80~150万円
一般的にフリーコンサルタントとしての月収は80~150万円が一般的です。年収で見ると、1,000万~1,200万円です。
通常のコンサルティングファームでは、マッキンゼーではアソシエイト、BCGではコンサルタント、総合系ファームのアクセンチュアやデロイトであればシニアコンサルタントやマネージャーほどの収入です。
こうした収入をフリーコンサルタントになれば、働き方も自由なうえで獲得できるのはかなり魅力的です。
年収3000万円も到達できる
また、これは私の知人のケースですが、稼働率100%の案件と50%の案件を2つ同時に獲得し、月200~300万円の収入を得て、年収3,000万円を達成していました。しかも20代で。
3,000万円の年収であれば、シニアマネージャーやプリンシパルといったレベルの収入です。これを20代で獲得できるのはフリーコンサルタントの醍醐味の1つかもしれません。
4.フリーコンサルタントの始め方
では、フリーコンサルタントとして始めるために真っ先にすべきことを2つ紹介します。特に難しいことをするわけではないので、すぐに始めてみましょう。
①スキルの棚卸を行う
フリーコンサルとして初めて行く前に、自分でどのような案件が獲得できそうか一度棚卸してみるとよいと思います。
具体的には、これまで関与したプロジェクトや振られた仕事の棚卸を行い、以下をまとめてみましょう。
- プロジェクトの概要:商品戦略の検討
- その中での論点や問題点:顧客ニーズの特定、商品案の検討
- 解決に向けたアプローチ:定量調査やヒアリング、データ分析など
- 自分の役割:上記の中で自分の役割として何を行ったか
上記を整理することでどの分野でフリーコンサルタントとして仕事ができるか明らかになってくると思います。
また、職務経歴書の中身にもなりますので、そのまま案件を獲得する際にも非常に役に立つので、必ず行いましょう。
②案件を探す
次に案件を探す必要があります。大きく探し方は3つあります。
- ①案件獲得サイトへ登録する
- ②個人で知人などから仕事を受ける
- ③自分で営業する
しかし、②、③はすでに実績や知名度があれば問題ないですが、そうでない場合はかなり効率が悪いですし、収入も不安定になります。
まずは案件獲得サイトへ登録し、安定的に仕事がある状態を作ることを優先するのが良いと思います。
案件獲得サイトはどのサイトに登録してもよいので、複数のサイトに登録し自分に合った条件の案件を探し応募していくのが一般的です。
5.フリーコンサルタント案件獲得サイトおすすめ3選
フリーコンサルタントとして案件を獲得を楽にしてくれるのが、案件サイトです。いくつもありますが私自身がおすすめする3つのサイトをご紹介したいと思います。
どれか1つに絞る必要はないので、すべてに登録しておいて興味ある案件を探すのが王道ですので、まずは以下3つはすべて登録しておきましょう。
おすすめ1位:Hi-Talent(ハイタレント)
ハイタレントでは、案件数は多くはないものの、低稼働率×高単価の案件がそろっていることが魅力的です。
案件としても戦略系が多く魅力的なことに加え、稼働率が抑えられるため、時間帯報酬ではトップランクのエージェントです。
おすすめ2位:【ハイパフォーマー コンサルタント】
業界でもトップクラスの案件の多さです。戦略系からIT系など幅広く扱っており、案件数では業界トップクラスです。
おすすめ3位:【BTCエージェント】
BTCエージェントの最大の売りは、長期案件が多数あることです。フリーランスとして安定的な稼働を目指すには、長期案件は不可欠です。
まずは安定的にという方にとっては始めやすいエージェントかと思います。登録して案件詳細を眺めてみてください。