転職を考えている20代のみなさんへ
この記事を読んでいる皆さんは、次のような悩みや疑問を持ったことがありませんか?
- そろそろ転職したいけど何を準備すれば良いの?
- 何から手をつけたら良いの?
この記事ではこういった悩みや疑問に答えていきます。
この記事を読んでいただければ、何をすべきか明日から行動できるようになります。
ぜひ転職準備を始めてからも度々この記事に戻り参考にしていただけるように書いています。
記事を書いている僕は、新卒で入社したコンサルティングファームから転職をしました。
その時に何を準備すれば良いのか転職サイトにはあるものの具体的な内容が分からず、このブログでまとめることにしました。
それでは早速解説していきたいと思います。
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1. 初めての転職で準備すべきこと
20代で転職を考え出す方が最近多くなっていると思います。そこでまず何から準備すれば良いのでしょうか?
まずは次のStepをみてください。
実際に転職をするには大きく6つのステップを進めていくこととなります。
転職をするにあたって、どの業界を受けるにしても同じステップになるので、この手順で実際の面接まで進めていくこととなります。
面接を突破してからは、給与交渉やどのように退職手続きを進めていくか、というお話もありますが、ここでは転職準備から各企業への面接を受けるまでの手順を説明します。
転職の準備1:転職の決意を固める
転職の決意がないと何もうまくいかないのが現実です。
この記事を読んでいるあなたは、「当然転職するつもり」、「もう転職すると決めている」、という方が多いと思います。
ただ、今一度自分に問いかけてみてください。
本当に心の底から転職したいですか?
なぜこの質問を投げかけるかというと、転職には膨大なエネルギーがいるからです。
転職活動を始めると、会社の仕事をしながら準備をしたり、仕事の合間を縫って面接を受けることになるので、体力的にも大変になります。
また、会社に転職活動をしていることがバレてしまうと、ボーナスが減ったりする可能性もあるので、「会社にバレないようにしなきゃ」と精神的にも疲れてしまいます。
転職をしたいけど出来ていない人の中には、転職活動を初めてエージェントにも会い、やる気があったにもかかわらず、途中で息切れして転職そのものをやめておこうという方も多くいらっしゃいます。
だから、「絶対に転職をしてキャリアアップをするんだ」、「やりたい仕事をするんだ」そのために転職活動を絶対にやり切るという強い意志が必要なんです。
転職の準備2:転職したい業界・企業を決める
転職したい業界・企業を自分で決めることが主体的に転職活動をする1歩目です
転職の意思が決まったらどの企業で働きたいかを決めないといけません。
働く業界や仕事がある程度決まっていないと、この後の職務経歴書を作ったり、転職エージェントに相談する時も受け身の転職活動になってしまいます。
まずは、自分としてこの業界で働きたい、こんな仕事がしたいということを決める。その上で、この企業かなといのを大まかにでも決めてみてください。
そうすることで、エージェントと相談する時も、いろいろな質問ができますし、納得のいく転職活動になるはずです。
業界・企業を調べてみる
なんとなく働きたい業界・企業が決まったら調べてみてください。
各会社のホームページを見るというよりは、IR資料を見るのがオススメです。
IR資料の中には決算説明資料や、中期経営計画書があります。
これらの資料を見ると、その会社がどういう方向に進もうとしているのが、業界をどのように理解しているのか記載がしてあります。
こうしたIR資料を読みながら、「面白そうだな」、「ちょっと違うな」といった感覚を持ちながら、転職したい業界や企業を決めるのが良いと思います。
転職の準備3:過去の仕事を棚卸する
転職準備は過去の自分を振り返ること
転職活動では、過去にあなたはどんな仕事をしてきて、何ができる人なのか?ということが問われます。
この深掘りができていないと、職務経歴書もうまく作れないですし、面接でもうまく答えることができないので、過去の仕事の棚卸は時間をかけてください。
棚卸をする時のポイント
20代での転職を考えたときに棚卸できる仕事は少ないと思います。
私自身振り返っても、仮説検証のための調査、小さな分科会の報告資料作成・ファシリテーション、議事録などありきたりの内容でしかありませんでした。
20代の特に、2、3年目の方の転職ではあまり実績がみられることは少ないので、意識せず棚卸されるのが良いと思います。
ただ、20代後半になりある程度プロジェクト的なものに参加したことある方は、そのプロジェクトを全体を俯瞰して棚卸するのが良いと思います。
例えば、ブランド戦略を作るプロジェクト、在庫削減をするプロジェクトに関与した方もいるかもしれません。
その場合は、過去にした仕事通しては
- 事業のコスト削減プロジェクトを推進し、1年間で10%の削減に成功
- その中で自分は、販促費の最適化を担う
- 過去の販促費ようと効果の効率性を検証し、効果のある販促施策にシボ折り込むことで削減を実施
というように、全体の位置づけとその中でになった役割を棚卸すると良いと思います。
職務経歴書に書く際にも、細かな話ではなく大きな話ができるのでポイントです。
この棚卸が一人でできないという方は私がサポートすることも可能ですので、下記よりご相談いただければ幸いです。
転職の準備4:転職エージェントに登録する
過去の仕事の棚卸ができて、ある程度業界も絞れたら次は転職エージェントに登録してみましょう。
転職エージェント一覧
詳細は省きますが、転職エージェント一覧をご紹介しておきます。
- リクナビ転職:言わずもがなの大手です。
- マイナビジョブ20’s:こちらも大手です。
- 厳選優良企業をご紹介! キャリアパーク就職エージェント:内定までのサポートが非常に丁寧です。
- 就職・転職ならDYM就職:書類選考なしで面接で勝負できます。学歴など不安な方はこちらオススメです。
- STRATEGY:BOOTCAMP:コンサル志望者は必見。ベイン、マッキンゼー 、などへの実績多数。
- 「ケース面接対策講座」:私がケース面接対策に特化してサポートしています。
転職エージェントはまず登録する
転職エージェントは無料ですのでまずは登録しておくことをお勧めします。
転職エージェントにもいろいろな会社があり悩むかもしれませんが、まずはいろいろなとこに登録をして担当の方に会ってみるのがオススメです。
一度会ってみると、「この担当の方は自分似合わないな」とか「この会社はこういう情報をくれるエージェントなんだ」ということがわかります。
なので、いろんな観点から自分のキャリアを検討する上でも一度登録して会ってみるのが良いと思います。
そのあともしつこく連絡が来るわけでもないですが、定期的に求人情報を教えてくれたり会うことで、今の転職市場の情報もアップデートできるのでオススメです。
転職の準備5:職務経歴書・履歴書を作る
次は職務経歴書・履歴書を作成していきます。
職務経歴書・履歴書を作る時はテンプレートを使用する
職務経歴書・履歴書を作成する時はテンプレートを使用するのが簡単だと思います。
ネットにも落ちていますし、転職エージェントからもいただくことができます。
ですので、どういう風に書けば良いんだろうというのは、あまり不安になる必要はありません。
エージェントに添削してもらう
また、職務経歴書は他人にチェックしてもらうのが大切です。
初めて書く人も大半だと思いますので、自分だけで完成さしたもので応募するのは危険です。
転職エージェントはあなたが書いた職務経歴書を無料でチェックしてくれるので、是非活用するのがオススメです。
同期や先輩の職務経歴書を見せてもらう
他にも、過去転職したことのある同期や先輩などからどのように書いていたか教えてもらえるか頼んでみるのも良いかもしれません。
同期や先輩であれば、同じ仕事をしていたわけですから非常に参考になるかと思います。
転職をした人は、今後転職する人に非常に親切なことが多いので、一度お願いしてみても良いかもしれません。
転職の準備6:面接対策をする
エージェントにも登録して応募したらいよいよ面接対策です。
面接で語らなければならないことは何かというと、、、
- 志望動機:同じ業界の中でなぜうちの会社に?
- スキル:あなたができることはなに?
- 将来:うちの会社で何したい?どんなキャリアを積みたい?
こうした内容を自分の過去の仕事を棚卸なが整理してみてください。
コンサルティングファームなど特殊な面接を受ける方は別の対策が必要になります。
コンサルティングファームの面接は下記記事をご参考にしてみてください。
2.初めての転職をうまく進めるためのコツ
初めての転職活動を少しでもうまく進めるためにいくつかコツをご紹介しておきます。
転職活動のコツ1:転職先の上手い決め方
自分のキャリア設計をする
転職先を決める上で何より大切なのが自分がどのようなキャリアを積んで行きたいかということです。
ある人は、年収を求めて転職するでしょうし、ある人は経験を求めてベンチャー企業に転職すると思います。
どのような軸を選ぶかによって転職先が全く異なるのでまずは自分のキャリアをどういう風にしたいか、ということを考えてみることをお勧めします。
自分のキャリア設計の仕方
キャリア設計をするのって難しいですよね?その時私が考えていることをお伝えします。
私は3つの質問を考えて自分と向き合っています。
- プロフェッショナルとして生きるのか事業人として生きるのか?
- 目先の年収を追うのか、経験を追うのか?
- 10年後何をしていたいか?
この3つです。
1つ目の質問に答えることで、コンサルティングファームや、ファンド、ベンチャーキャピタルなど自分たちの事業ではなく、アドバイザリーや投資などプロフェッショナルとして生きていくのか、メーカーなど自分たちの事業を持つ企業に行くのかを決められます。
2つ目の質問に答えることで、大手企業でのキャリア形成をするか、年収を下げてでも事業立ち上げの経験や、組織が大きくなっていく過程を知る経験を得るベンチャーに務めることが決められます。
そして3つ目は10年後何をしていたいかを考えることです。
10年先を考えることは難しいことは間違い無いです。それでも10年後に、マネジメントポジションにいたいのか、起業したいのか、といったことを考えます。
そしてそのために必要なスキル、経験は何か?それができる会社は何か?ということ考え、行きたい業界、企業を決めることができます。
簡単ですが、これらを考えることでうまく絞っていくことができると思うので是非試してみてください。
転職活動のコツ2:実際に働いている人に会ってみる
2つ目のコツは何より実際に働いている人に会ってみることです。
会社の雰囲気や実際の給与、評価体系などは中に入ってみないとわかりません。
なので、可能であれば転職先として気になっている業界や企業の人から話を聞いてみることをお勧めします。
できればオフィシャルな場ではなく、食事にいくなどカジュアルな場でフランクに聞いてみるのが良いと思います。
そこで、自分が疑問に思っていること、気になることを確認してより企業や業界に詳しくなることで、転職活動のモチベーションも上がりますし、入りたいという思いが強くなれば志望動機も良くなるので、是非試してみて下さい。
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